クリスチーナ・マッケンジー
階級 | 戦艦 | 航空 | 車両 | MS | MA |
---|---|---|---|---|---|
中尉 | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
指揮 | 魅力 | 射撃 | 格闘 | 耐久 | 反応 | NT値 |
---|---|---|---|---|---|---|
9 | 15 | 14 | 14 | 10 | 14 | 0 |
主な搭乗機体
NT-1 アレックス
陸戦高機動型ザク
プロトタイプアレックス
所感
地球連邦宇宙軍中尉。G-Ⅳ部隊のテストパイロット。NT-1のシューフィッター。愛称「クリス」。
ザクにガンダムの頭部を破壊されたインパクトが強いためゴップと並んでゲーム作品で不当な評価をされがちなキャラクターだが、漫画版ポケ戦での活躍を含めてステータスを再考察したい。
まず経歴について。
連邦宇宙軍士官学校をストレートで主席卒業。コンピューター技師でありながら新米らしからぬ操縦技術を買われて宇宙軍統合技術研究本部麾下の試験部隊(後のG-Ⅳ部隊)に配属されアレックスの専任テストパイロットとなる。新卒2年目にして中尉。
次にOVA劇中での描写について。
・アレックスの整備士から「あんたの腕は認めるが、これを扱えるのは一種の化け物だ」
・サイクロプス隊の銃撃とガルシアの自爆によりアレックスへの搭乗は危険だと制止される中、危険を顧みずに搭乗。結果、ケンプファーに破壊される寸前でアレックスの発進に成功する。
・スカーレット隊を全滅させたミーシャのケンプファーに戦闘で勝利。ハイブリッドアーマーと腕部ガトリング砲の火力が凄まじかったこともあるが、ニュータイプ(アムロ)用にチューニングされたアレックスをオールドタイプが扱うというハンディキャップを含め、そもそもミーシャに射撃を当てること自体難しい中での勝利はクリスの技量の高さによるものと考えられる。
・平地(住宅街付近)での戦闘のほうが有利なのを承知で民間人への被害が出ることに配慮して森林エリアでの戦闘をする。結果、視界の悪い森林とバーニィのトラップにより不利な戦いを強いられる。
・ザクのコックピットを的確に貫いてザクは大破、バーニィは戦死。アレックスは頭部と右腕部を破損するも中破(修復可能)、クリスは右腕負傷のみ。
次に、漫画版(OVAの前日譚)での描写について。
ヒートホークしか武装の無い陸戦高機動型ザクに搭乗し、一度も被弾することなくザクⅠ三機を撃墜している。その後、マーガレットのプロトタイプアレックスと鍔迫り合いになりパワー負けして気絶。
以上の経歴と作中描写から
アムロ>>ミーシャ≒クリス>>バーニィ≧ロマノフ
となり、ニュータイプ(アムロ)には遠く及ばないまでも一般的パイロットよりは遥かに優秀であることがわかる。
また、腕部ガトリング砲でケンプファーを撃墜したことからゲーム作品では射撃のステータスが高めに設定されがちだが、ケンプファー撃墜時は近接距離での射撃(ミーシャはビームサーベルを選択していた)であり、それ以外の射撃は概ね外している。
バーニィのザク戦ではビームサーベルによる格闘戦で撃墜しており、漫画版でもヒートホーク1本で敵機を撃墜するなど、実は近接格闘戦のほうが結果を出している。
とはいえ漫画版では敵から奪ったガトリングガンでザクを二機撃墜し、ミーシャのケンプファーも一応射撃で撃墜していることもあり、ステータスは射撃と格闘同程度とした。
隊長クラスでは無いので指揮の描写は無いが、コンピューター技師ということもあり整備に関する指揮描写は漫画で描かれている。また、士官学校主席卒業という経歴もあり、指揮6はさすがに低すぎるので9程度に上げた。
魅力については作中で明確に「奇麗な隣のお姉さん」として描かれており、同性のマーガレットからも友人として慕われていた。市民の被害を最小限にしようとする正義感やアルの問いに対する自己犠牲を厭わない回答など、これでもかとばかりに魅力的に描かれているのに10は低すぎるので15に上げた。
全体として、中の上程度のステータスから上の下くらいに微上昇し、バーニィ(Sランク)と比較した時に見劣りしないように設定した。
本職がコンピューター技師だからなのかMA適性があるのも強い。
「アクシズの脅威V」でのステータス
指揮 | 魅力 | 射撃 | 格闘 | 耐久 | 反応 | NT値 |
---|---|---|---|---|---|---|
6 | 10 | 14 | 10 | 9 | 13 | 0 |
評価ポイント
- 優秀な経歴
- サイクロプス隊全滅
- 漫画版でのザク小隊戦で勝利